2015/01/21

Style no.13 New Order

誰しもUKロックにハマった時期があると思います。今でも次々と新しいバンドが登場しているけれど、数年すると消えてしまったり、急に音楽性が変わってしまったり、なんだか大物扱いされてしまい、本来のロック精神が見えなくなってしまうバンドは少なくない。

そんな中、いかにもUKらしいサウンドとアートワークでいつまでも変わらないスタイルを貫き続けるNew Orderが僕は大好き。

80年~90年代を代表するテクノ/ニューウェイブ系のバンドで、サウンド的には、映画監督のソフィアコッポラがいかにも好きそうなロックといえば今の人には解りやすいか。

そういえば、ソフィアコッポラの現在の夫のバンド、Phenixにも少し似ている。

数年前あたりに一大ムーブメントとなったフレンチ系のエレクトロパンクの元ネタといったところか。ナイーブなイメージが個人的にはシガーロスにも何となく共通点を感じる。

僕が十代の頃、流行っていたバンドの中で、いまだにカッコイイイメージを残し続けているバンドって今、どれぐらいあるんだろう?

そういった意味では、New Orderの存在は貴重だ。(カリスマ的なモノがどうも苦手なので、レディオヘッドはちょっと僕の趣味じゃない笑)

そんなNew ordeの音楽が僕にとって、ボサノヴァ、キューバンアフロ、ハウス、ソウル、ファンク、ラヴァーズロックなどと並んでスタンダードである事は間違いない。