私事ですが、先日お引っ越ししました。
近所にスタイリッシュな古本屋さんがあり、素敵な本に巡り合う事が増えた事や、最近年齢のせいか、興味のあるテレビ番組が少なくなった事もあり、最近自宅で過ごす際はテレビは見ずに、大好きなラテンジャズを聴きながら読書をする事が多くなりました。
そんなわけで、今回ご紹介したいのが、近所の古本屋さんで見つけた
大竹伸朗氏の「カスバの男」という本です。
内容は、画家である大竹伸朗氏のモロッコでの旅日記なのですが、
モロッコでの様々な風景や出来事をユーモラスで、飾らない文章と画家ならではの味のあるスケッチや写真で綴られています。
ちなみにカスバとは、アルジェリアの海辺の地区の事ですが、かつての歌謡曲に「カスバの女」というタイトルの歌があり、
それに掛けているとの事。
もともと僕自身、イスラム文化が身近にありますが、そうでなくとも、最近の雑貨ブームという事で、とても楽しめる内容だと思います。
こういう内容の本は、女性目線のものが多いので、著者が男性という点でも、新鮮に感じました。
Amazonなどでも現在販売されているようなので、興味のある方は一度手に取ってみては?